■ MUKU-DATA 杉の割肌(推定樹齢1000年) 松之山 中尾の亀杉
裂けた巨樹2つをしばらく保管していたが、
衝撃で玉割れなどしてあり、材としては製材しても細かいものしか取れないので
どうしたものか・・ と思っていたが、、、
これは弊社で使うのがいいだろうと、
鎌倉の木材倉庫の看板に宛がうことにした。
とはいっても、大きい。
そこから放たれるオーラは凄いものがある。
土砂崩れで、谷に落ち、その際に裂けたと聞いていた。
その自然の力で裂けた割肌の荒々しさは凄まじいものを感じます。
過去、県森連で購入した際のブログを辿り、
職員が話していたことを元に、今、検索してみたら、
松之山の中尾の亀杉であろうことがわかった。
市場に出た時期や、かつて勇壮に佇んでいる姿から、
亀杉であろうことはほぼ間違いないと思う。
そうだったのか・・・
何かの大きなご縁を感じずにはいられない。
松之山は新潟でも好きなところの一つ。
木から放たれるオーラ、
その凄まじい迫力を前に、人は非力である事が否が応でも分からせられる。
そしてその木を前に、
自然と手を合わせてしまう。
鑿をいれる前に、中山大工さんも、私も
加工をさせていただきます。と
お祓いとお祈りをしました。
県森連に出材されていた時の過去ブログ ➡ 杉の塊
亀杉が立っていた頃の様子 ➡ 松之山温泉 和泉屋さん「亀杉の威容」
亀杉の倒木時の様子 ➡ 十日町市観光協会
リンクを貼らせていただきました。